ゲーム考察ポケットモンスター

【初代ポケモン】マサラタウンの「かがくのちからってすげー!」お兄さんの正体とは?

ゲーム考察

はじめに

ポケモンをプレイしたことがある人なら、必ず耳にしたことがある名セリフ。

かがくの ちからって すげー!
いまは パソコンつうしんで どうぐや ポケモンを データにして おくれるんだと

旅立ちのマサラタウンで、さりげなく最先端技術に驚いているこの青年。
だが考えれば考えるほど──

「…この人、一体何者なの?」

今回は、この男の正体に迫っていこう。

純粋に科学が好きなお兄さん説

最も素直な説。
彼はただの科学好きなお兄さんだった可能性が高い。

  • マサラは小さな町、娯楽が少ない
  • そんな中で新技術に心ときめいている
  • 子供の旅立ちを前にテンションが上がって説明してしまった

ある意味、ポケモン世界の中で最も自然体な人なのかもしれない。
「かがくのちからってすげー!」は、素直な感動の叫びだったのだ。

オーキド研究所の技術サポート説

もう少し裏方的に考えれば──
実は彼はオーキド研究所の補助スタッフだった説もある。

  • 図鑑完成プロジェクトの一環で研究所を手伝っている
  • パソコン通信の仕組みについて学び中
  • まだ新人なので、テンション高めに説明している

つまり、主人公がこれから使うシステムの簡易ガイド係だった可能性。
カントー地方の科学普及に貢献する、地味に重要な役回りだったのかもしれない。

カントー全土に派遣される科学広報マン説

さらに公式設定に寄せて考えるなら──
彼は「カガクノチカラッテスゲー係」として派遣されている広報担当だった可能性もある。

  • カントー全域で技術発展をPR中
  • 特に旅立つ新人トレーナーに知識を提供する任務
  • 旅の序盤で必ず出会う解説キャラとして各町に配置

実際、ポケモンシリーズでは他地方でも「かがくのちからってすげー!」系の人物はたびたび登場している。
もしかすると、世界的に統一された広報プログラムがあるのかもしれない。

実は親切な隣のお兄さん説

もっと日常寄りに考えると──
彼はマサラタウンのご近所さんのお兄さんだった説も悪くない。

  • 主人公の旅立ちを見送りに来ていた
  • 最新技術の話で緊張をほぐそうとしてくれた
  • ちょっとオタク気質で説明が止まらなくなるタイプ

旅立ちの日、10歳の子供に
「科学ってすごいんだよ!頑張って!」
とエールを送ってくれていたのだとすれば、むしろ好感度は爆上がりである。

結論

この男は──

  • 科学好きなお兄さん
  • 補助研究員
  • 国家広報係
  • ご近所の親切マン

どの説を取っても、共通しているのはただひとつ。

「かがくの ちからって すげー!」

ポケモン世界の根底に流れる科学と冒険へのワクワク感を、彼は最初に我々に教えてくれていたのだ。

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